日々発見!!

　AjaXplorer のインストールは簡単で、公式サイトからファイルをダウンロードしてディレクトリ構造を維持したままサーバに転送するだけです。
　PHP4 か PHP5 が使えれば、PEAR も PECL も DB も不要です。ただし、起動する前に最低限下記の設定が必要です。

1. Windows のセキュリティパッチ(必須)
　Windows サーバにインストールする場合、ディレクトリトラバーサルのセキュリティホールがあるので、AjaXplorer の Windows サーバにおけるセキュリティ対策に書いた修正を必ず行ってください。

2. php.ini の設定(必須)
　PHP の error_reporting に E_NOTICE が設定されていると、ajaXplorer の設定時(初回起動時)にエラーが出まくります。php.ini を確認して、error_reporting を下記のように設定しておくと良いでしょう。

error_reporting = E_ALL & ~E_NOTICE

　なお、この設定をしても、Windows 環境では Zlib 関係が failed と表示されます。が、実際には問題なく ZIP の圧縮／解凍が可能でした。

3. エディタの日本語マルチエンコーディング化(強く推奨)
　標準では、オンラインテキストエディタは UTF-8 にしか対応していません。EUC-JP や Shift_JIS で書かれたファイルを編集する可能性がある場合は、AjaXplorer エディタのマルチエンコーディング化で書いた修正を行っておくと良いでしょう。

4. conf.php の設定(AjaXplorer 2.6.x)
(1) ルートパスの設定(推奨)
　標準状態では、ajaXplorer のインストールディレクトリ下の files ディレクトリが、管理できるルートパスになります。これでは不便なので、ajaXplorer インストールディレクトリ下の server/conf/conf.php の BASIC REPOSITORY CONFIGURATION の PATH を書き換える必要があります。realpath 以下を全て削除して絶対パスで書き換えても良いし、デフォルト設定を生かして conf.php からの相対パスで書き換えても OK です。

		"PATH"			=>	realpath(dirname(__FILE__)."/../../../"),

(2) アップロードファイルサイズ(推奨)
　php.ini の post_max_size に合わせて、conf.php の $upload_max_size_per_file を設定します。

$upload_max_size_per_file = '8M';

(3) 日本語化(任意)
　AjaXplorer はメニュー等が日本語に対応していますが(ユーザ毎に言語設定可能)、標準では英語なので、最初から日本語で表示するためには、AjaXplorer インストールディレクトリ下の server/conf/conf.php の DEFAULT LANGUAGE を下記のように書き換える必要があります。

$default_language="ja"; // "en" を "ja" に