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Pydio エディタのマルチエンコーディング化
http://www.o-ya.net/modules/d3blog/details.php?bid=66
2015-02-06T22:59:16+09:00
OhYeah!
以前、このブログで「AjaxPlorer エディタのマルチエンコーディング化」のコードハックを紹介したが、今回はその Pydio 版。Pydio のエディタを UTF-8 だけでなく、EUC-JP, Shift_JIS, ISO-2022-JP に対...
以前、このブログで「<a href="http://www.o-ya.net//modules/d3blog/details.php?bid=11&cid=8" target="_blank">AjaxPlorer エディタのマルチエンコーディング化</a>」のコードハックを紹介したが、今回はその Pydio 版。Pydio のエディタを UTF-8 だけでなく、EUC-JP, Shift_JIS, ISO-2022-JP に対応させる。<br />といっても、修正内容はほぼ同じで、修正箇所の探し方がちょっと変わったくらい。<br />このハックにより、UTF-8 以外のエンコーディングでも日本語が化けずに表示されるようになる。エンコーディング変換機能はないので、元ファイルのエンコーディングで保存される。当然、Pydio のエディタでの新規作成は UTF-8 のみとなる。<br />前回と異なるのは、coreserver の php 周りの仕様変更のせいか、file_put_contents での保存ができないので保存時のファイルロックをかけるのをやめたこと、エンコーディング判定の際に detect order を指定するようにしたことの2点のみだ。<br /><br />修正するファイルは、今回も plugins/access.fs/class.fsAccessDriver.php だけ。AjaxPlorer 4, Pydio 5/6、いずれも同じ方法で修正可能だ(AjaxPlorer 4 は文括弧やインデントの位置が若干異なるが)。<br /><br />1. マルチエンコーディング表示<br /> function readFile の<br /><pre class="blogCode"><code> if ($headerType == "plain") {
header("Content-type:text/plain");
} else if ($headerType == "image") {</code></pre><br />を下記のように修正する。<br /><br /><pre class="blogCode"><code> if ($headerType == "plain") {
//header("Content-type:text/plain");
// Added by OhYeah!
$header = "Content-type:text/plain";
if (ConfService::getLanguage() == 'ja' && function_exists('mb_detect_encoding')) {
if (!$data) {
$filePathOrData = file_get_contents($filePathOrData);
$data = true;
}
session_start();
$_SESSION['edenc'] = mb_detect_encoding($filePathOrData, 'sjis-win,eucjp-win,JIS,UTF-8');
session_write_close();
switch (strtolower($_SESSION['edenc'])) {
case 'sjis-win':
$header .= '; charset=shift_jis';
break;
case 'eucjp-win':
$header .= '; charset=euc-jp';
break;
case 'jis':
$header .= '; charset=iso-2022-jp';
break;
case 'utf-8':
$header .= '; charset=utf-8';
}
}
header($header);
// End Addition
} else if ($headerType == "image") {</code></pre><br /><br />2. 元ファイルのエンコーディングで保存<br />function switchAction の case "put_content" の<br /><pre class="blogCode"><code> }
$fp=fopen($fileName,"w");</code></pre><br />を下記のように修正する。<br /><br /><pre class="blogCode"><code> }
// Added by OhYeah!
if (isset($_SESSION['edenc'])) {
$code = mb_convert_encoding($code, $_SESSION['edenc'], mb_detect_encoding($code, 'sjis-win,eucjp-win,JIS,UTF-8'));
}
// End Addition
$fp=fopen($fileName,"w");</code></pre>
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Pydio を WebDAV サーバにする
http://www.o-ya.net/modules/d3blog/details.php?bid=65
2015-01-29T23:10:58+09:00
OhYeah!
AjaxPlorer の頃から WebDAV サーバ機能はあったが、私には WebDAV クライアントから共有リポジトリの内容を見られるようにすることができなかった。Pydio では、簡単に WebDAV サーバとして機能...
AjaxPlorer の頃から WebDAV サーバ機能はあったが、私には WebDAV クライアントから共有リポジトリの内容を見られるようにすることができなかった。Pydio では、簡単に WebDAV サーバとして機能させられる。<br />Pydio を WebDAV サーバとして使用するには、3か所の設定変更が必要だ。<br />まずは、Pydio をインストールしたディレクトリにある .htaccess を環境に合わせて変更する。最低限必要な設定箇所は、ReriteBase の行。<br /><pre class="blogCode"><code>RewriteBase /</code></pre><br />標準状態では、上の通りなので、サブドメイン等のドキュメントルートに Pydio をインストールした場合の設定になっている。ドキュメントルート直下にたとえば pydio というサブディレクトリを作成してインストールした場合は、<br /><pre class="blogCode"><code>RewriteBase /pydio</code></pre><br />と修正する。<br />次に、現在の coreserver/XREA のように、PHP が Apache モジュールではなく、CGI や FastCGI として動作しているサーバでは、<br /><pre class="blogCode"><code>#RewriteCond %{HTTP:Authorization} ^(.*)
#RewriteRule ^(.*) - [E=HTTP_AUTHORIZATION:%1]</code></pre><br />の2行の先頭の # を削除しておく必要がある。<br />サーバ管理のためにサーバのルートを WebDAV で公開するような場合は、RewriteRule ^shares の行も、できれば shares 以外の仮想ディレクトリに修正しておいた方が良いだろう。<br /><pre class="blogCode"><code>RewriteRule ^shares ./dav.php [L]</code></pre><br /><br />[imgtag id=41 align=right]Main Option の WebDAV サーバ設定[/imgtag]次に、「設定(g)」メニューから、「Application Core」→「Pydio Main Options」とたどり、「WebDAV Server」の部分を下記のように設定する。<br />1. ENABLE WEBDAV で Yes を選択<br />2. SHARES URI を .htaccess で設定した RewriteBase+仮想ディレクトリに設定<br />たとえば、RewriteBase が /pydio で仮想ディレクトリが shares の場合は「/pydio/shares」<br />3. BROWSER ACCESS で Yes を選択<br />(Pydio からこの項目が追加され、WebDAV クライアントから見えるようになった)<br />4. 「保存」ボタンをクリック<br /><br />[imgtag id=42 align=right]My Account の「WebDAV 設定」の設定部[/imgtag]最後に、プロファイル設定の周辺にある「WebDAV 共有を有効化」をチェックする。Pydio6 では「MyAccout」→「WEBDAV 設定」、Pydio5 では「Dashboard」→「My Profile」→「WebDAV 設定」。<br /><br />なお、サーバ管理のために .htaccess などの . で始まる隠しファイルを WebDAV で扱えるようにするには、「<a href="http://www.o-ya.net//modules/d3blog/details.php?bid=63" target="_blank">Pydio の WebDAV サーバで . から始まる隠しファイルを扱う</a>」で書いたコードハックが必要になる。
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Pydio で特定ユーザのみ . から始まる隠しファイルを扱えるようにする
http://www.o-ya.net/modules/d3blog/details.php?bid=64
2015-01-25T12:42:46+09:00
OhYeah!
AjaXplorer をサーバのファイルマネージャとして使用する場合に問題となるのは、. で始まる隠しファイルを扱えるか否かをファイルシステム単位でしか設定できないところだ。Admin 権限の...
AjaXplorer をサーバのファイルマネージャとして使用する場合に問題となるのは、. で始まる隠しファイルを扱えるか否かをファイルシステム単位でしか設定できないところだ。Admin 権限のあるユーザだけに .htacess などの書き換えを許そうと思うと、コードハックするしか方法がない。<br />Pydio に改名したバージョン 5 以降では、ユーザアカウント毎にパラメータを追加できるようになり、特定ユーザで特定ワークスペース(リポジトリ)のみ . で始まる隠しファイルを扱えるようにするなんてことが可能になった。<br />隠しファイルを扱えるようにするためのパラメータ追加は簡単だ。下記の手順で隠しファイルが扱えるようになる。<br />(1) Admin 権限を持つユーザアカウントで Pydio にログオンする<br />(2) 「設定(g)」メニューを選択<br />(3) 「Workspace & Users」→「Users & Groups」を選択<br />(4) 隠しファイルを扱えるようにしたいユーザを選択して「Edit」を実行<br />(5) 「Parameters」タブを選択<br />(6) 「Plugin Indentifier」で「access.fs」を選択<br />(7) 「Parameter Name」で「SHOW_HIDDEN_FILES」を選択<br />(8) 「Repository Scope」で隠しファイルを扱いたいワークスペースを選択<br />(9) 「Add Parameter」ボタンをクリック<br />(10) パラメータを追加したワークスペースのタブを選択<br />(11) 「access.fs」を開いて「Show Hidden Files」の「Yes」を選択<br />(12) 「保存」ボタンをクリックし、(4) のユーザでログオンし直す<br />[imgtag id=39 align=left]Pydio ユーザ毎のパラメータ追加[/imgtag] [imgtag id=40 align=left]Pydio ユーザ毎に追加したパラメータの設定[/imgtag]
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Pydio の WebDAV サーバで . から始まる隠しファイルを扱う
http://www.o-ya.net/modules/d3blog/details.php?bid=63
2015-01-23T00:12:17+09:00
OhYeah!
AjaXplorer で . で始まる隠しファイルを扱うにはファイルシステムのドライバ設定を変更するしかなかったが、Pydio に改名したバージョン 5 以降では、ユーザアカウント毎にパラメータを追...
AjaXplorer で . で始まる隠しファイルを扱うにはファイルシステムのドライバ設定を変更するしかなかったが、Pydio に改名したバージョン 5 以降では、ユーザアカウント毎にパラメータを追加できるようになり、特定ユーザの特定リポジトリのみ . で始まる隠しファイルを扱えるようにするなんてことが可能になった。が、<a href="http://www.o-ya.net//modules/d3blog/details.php?bid=64" target="_blank">この設定をしたリポジトリ</a>であっても、WebDAV クライアントからは . で始まる隠しファイルが扱えないというバグがある。<br />このバグの修正方法は次のとおり。5.x.x/6.0.x とも同じ。<br />バグ修正の元ネタはここ。ただし、ここに掲載されているコードもそのままでは動作しないので、注意が必要。<br /><a href="https://pyd.io/f/topic/webdav-issues/" target="_blank">https://pyd.io/f/topic/webdav-issues/</a><br /><br />修正点は2点。これだけで、SHOW_HIDDEN_FILES パラメータを追加して Yes に設定したユーザ&リポジトリの . で始まる隠しファイルが WebDAV サーバから見えるようになる。<br /><br />まず、/core/classes/class.AJPX_Plugin.php 138 行目の protected を<br /><pre class="blogCode"><code> protected function getFilteredOption($optionName, $repositoryScope = AJXP_REPO_SCOPE_ALL)</code></pre><br />を<br /><pre class="blogCode"><code> public function getFilteredOption($optionName, $repositoryScope = AJXP_REPO_SCOPE_ALL)</code></pre><br />と public にする。<br /><br />次に、/core/classes/sabredav/ajaxplorer/class.AJXP_Sabre_Collection.php 156 行目の<br /><pre class="blogCode"><code> if ( !$this->repository->getOption("SHOW_HIDDEN_FILES") && AJXP_Utils::isHidden($file)) {</code></pre><br />を<br /><pre class="blogCode"><code> if ( !$this->getAccessDriver()->getFilteredOption("SHOW_HIDDEN_FILES", $this->repository->getId()) && AJXP_Utils::isHidden($file)) {</code></pre><br />に修正する。
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coreserver で Imagick を使う方法
http://www.o-ya.net/modules/d3blog/details.php?bid=62
2015-01-08T01:29:45+09:00
OhYeah!
PHP で画像処理するのにとっても便利な Imagick クラスだが、このサイトを運用しているレンタルサーバである coreserver では、残念ながら標準で利用できるようにはなっていない。2014年6月...
PHP で画像処理するのにとっても便利な <a href="http://php.net/manual/ja/book.imagick.php" target="_blank">Imagick</a> クラスだが、このサイトを運用しているレンタルサーバである <a href="http://www.coreserver.jp/?ref=ohyeah" target="_blank">coreserver</a> では、残念ながら標準で利用できるようにはなっていない。2014年6月までは、<a href="http://macs.o-ya.net/cboard/c-board.cgi?cmd=one;no=1056;id=bbs" target="_blank">携帯農薬検索実験室の旧掲示板に書いた方法</a>で利用できたが、7月に行われた Apache/PHP のバージョンアップの際に CGI 版 PHP の仕様変更があり、利用できなくなった。<br /> このため、現在の coreserver で Imagick を使う方法を改めて認めておくことにする。XREA も2014年12月に同様のバージョンアップが行われているので、coreserver と同じ方法で使えると思われる。<br /> 以前の coreserver ではインストールされている ImageMagick が古く、まずは ImageMagick のインストールが必要だった。が、Apache/PHP のバージョンアップの際に MySQL 等もバージョンアップされたので、もしかすると ImageMagick も更新されたかもということで、下記の PHP スクリプトで確認してみた。結果は 6.8.7-0 で、2014年7月時点での最新バージョンではないものの、比較的新しいのでそのまま使うことにする。<br /><pre class="blogCode"><code><?php
$binpath = '/usr/local/bin/';
system("{$binpath}convert -version");
?></code></pre><br /><br /> 次に、PHP で ImageMagick を使うための PECL Imagick 拡張モジュールだが、下記の PHP スクリプトで標準 extension_dir の各エントリを確認したら、なんと imagick.so がちゃんと入ってるじゃないか! にもかかわらず、phpinfo() で確認しても Imagick クラスは有効になっていない…。でも、imagick.so をインストールする必要はなさそうなので、あとは imagick.so をロードする方法が分かれば Imagick が使えそうだ…。<br /><pre class="blogCode"><code><?php
header('Content-type: text/plain');
$extpath = '/usr/local/lib/php/extensions/';
if ($handle = opendir($extpath)) {
while (false !== ($entry = readdir($handle))) {
if ($entry != "." && $entry != "..") {
echo "$entry\n";
}
}
closedir($handle);
}
?></code></pre><br /><br /> てなわけで、<a href="http://www.coreserver.jp/faq/" target="_blank">coreserver のよくある質問</a> Q12 を見ながらいろいろ試して、次のことが分かった。<br />1. imagick.so が coreserver の標準 PHP である 5.3 用に configure & compile されているようで、5.3 以外では imagick.so をロードできない<br />2. FastCGI 版 PHP では Apache モジュール版 PHP と同様に拡張モジュールをロードできないので、CGI 版 PHP5.3 を起動する必要がある<br />3. CGI 版 PHP の拡張モジュールのロードは、/public_html/.fast-cgi-bin/php.ini に記述する必要がある<br /><br />∴現在の coreserver では、次の2点で Imagick が使えるようになる。ちなみに、Imagick のバージョンは最新安定版である 3.1.2 であった。<br />1. Imagick クラスを呼び出す PHP スクリプトを置いたディレクトリに、下記の内容の .htaccess ファイルを置く<br /><pre class="blogCode"><code>AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php</code></pre><br />2. /public_html/.fast-cgi-bin/php.ini に次の行を追加する<br /><pre class="blogCode"><code>extension = imagick.so</code></pre>
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Yahoo! カーナビを高速で使ってみたが…
http://www.o-ya.net/modules/d3blog/details.php?bid=61
2014-08-15T22:25:52+09:00
OhYeah!
今日は、本庄児玉から関越道、上信越道、北陸道と乗り継いで金沢まで移動したので、Yahoo! カーナビを使ってみた。一般道では十分使えるが、今のところ高速では厳しいと言わざるを得...
今日は、本庄児玉から関越道、上信越道、北陸道と乗り継いで金沢まで移動したので、Yahoo! カーナビを使ってみた。一般道では十分使えるが、今のところ高速では厳しいと言わざるを得ない。<br />何が厳しいって、一番つらいのは自律航法が全く効かないところだ。トンネルに入ると、自車位置をすぐ見失う。横川から更埴までのようなトンネルだらけの区間では、全くナビとして機能しない。<br /> ほとんどの国産スマホは、ジャイロと加速度センサーを持っているので、GPSが受信できなくても、ある程度自車位置を推定するのは可能なはずだ。これができないと、首都高のようなトンネル内分岐があるところでは、怖くて使えない。<br /><br />次につらいのは、高速モードで案内中は、地図が一切表示されないところだ。ナビが案内するICよりも、その次のICで降りた方が便利で空いてるなんてことはよくあるが、地図が表示されないと、そんな判断は出来ない。<br />やはり、ICやSA/PAだけでなく、地図も併せて表示して欲しいところだ。
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ARROWS NX F-01F の退化部分
http://www.o-ya.net/modules/d3blog/details.php?bid=60
2014-08-03T18:32:46+09:00
OhYeah!
わずか8か月で大きく進化した F-01F だが、退化した部分も少なくない。今回は私にとって痛手の大きかった退化部分を紹介する。
わずか8か月で大きく進化した F-01F だが、退化した部分も少なくない。今回は私にとって痛手の大きかった退化部分を紹介する。<br /> 私にとって一番痛い退化は、独自省エネ設定の NX! エコで、シチュエーション毎の省エネ設定ができなくなったところ。<br /> F-02E では、NX! エコという組み込み省エネシステムで、手動スイッチとタイマー1/タイマー2/バッテリ残量による自動スイッチの合計4パターンに、それぞれ異なるエコモードを設定できた。たとえば、普段は手動スイッチでゆるめの省エネ、夜間はタイマーでやや強めの省エネ、バッテリ残量が 20 %切ったらかなり強めの省エネという使い分けができる。しかも、CPU のクロック制限は3段階(オフも含めると4段階)になっていて、かなり細かい設定が可能だ。<br /> これに対し、F-01F の NX! エコでは、スイッチングのパターンは F-02E と同じ4パターンだが、設定可能なエコモードは4パターンに共通して1種類だけである。手動スイッチで弱めの省エネを設定していると、タイマーやバッテリ残量による自動スイッチは何の意味もないというバグのような仕様だ。CPU クロック制限もオンかオフの2択のみ。それほど省エネに気を遣わなくても使えるよということなんだろうけど、少なくともバッテリ残量には異なる省エネモードを設定できるようにしておいて欲しいものだ。<br /><br /> 次に痛い退化は、USB が OTG 対応じゃなくなったところ。USB メモリに入れたあった自炊本が読めないじゃないか! 64GB microSD は、撮影画像と音楽データですぐにいっぱいになる。動作保証はされてないけど、128GB microSD が使えるようなので、microSD を買い換えるしかないかなあ(;_;)。<br /> USB 絡みでもう1点。PC との接続モードが MTP/PTP だけになり、ストレージ(microSD)モードがなくなってしまったのもちょっと痛い。PTP だと microSD の DCIM フォルダしかデータのやりとりができない。MTP は内蔵フラッシュメモリと microSD の好きなところにアクセスは可能だが、エクスプローラの詳細表示で更新日時等が表示できないし、ファイルのプロパティで画素数やビットレートも見られない。何でストレージモードをなくしちゃうかなあ゛(`ヘ´#) 。<br /><br /> 次は痛いというより、戸惑った仕様変更で、NX! ホーム、docomo LIVE UX とも、ホーム画面に貼れるのがアプリ自体のショートカットかウィジェットのみになってしまったところ。連絡先とかブックマークのようなアプリ内データのショートカットは、そのアプリにショートカット作成機能がないと、ホーム画面に貼れなくなってしまった。スライドインランチャにショートカットを作成するときは、従来どおりアプリ内データのショートカットも選択できるので、Android 4.2 のホーム画面の仕様なのかもしれない。<br /> いずれにしてもこの仕様はとっても不便なので、MakeShortcut!, xShortcutFree, QuickShortcutMaker などショートカット作成アプリをいくつか試して、一番使いやすかった QuickShortcutMaker で対応することにした。ついでに、docomo の標準電話帳より評価の高い NX! 電話帳を入れてみたら、連絡先のショートカットを作成する機能があったので、連絡先ショートカットは NX! 電話帳のショートカットを使うことにした。<br /><br /> F-02E は IPX5/IPX8 相当防水に加えて、IPX5X 相当防塵仕様だった。F-01F は、防水は IPX5/IPX8 相当であるものの、防塵仕様はカットされている。坪刈した稲を脱穀・籾摺するときなど、かなりのホコリが出るので、防塵も残しておいて欲しかったなあ。防塵をやめたおかげで熱がこもりにくくなったのなら、しょうがないかなあという感じがしなくもないけど…。<br /><br /> 静止画カメラのスペック上の画素数が、F-02E は 16M ピクセルだったのに対し、F-01F は 13M ピクセルに減っている。光学ズームがないスマホでは、遠くのモノを大きく写すにはデジタルズーム(=トリミング)しかない。そういう意味では、画素数は多いほど有利だ。<br /> だが、撮像素子の面積が同じなら、画素数が多くなればなるほど(=画素ピッチが小さくなるほど)1画素の集光力は小さくなり、暗所に弱くなるし、画質も低下する。高画素=高画質という等式が常に成立するわけではない。調べてみたら、F-02E に搭載されている Exmor R for mobile の画素ピッチは 1.12um、F-01F の Exmor RS for mobile の画素ピッチも 1.12um で同じだ。同じ画素ピッチなら理論上は Exmor RS の方が集光力は大きいはずだが、それが目に見えるほど画質に影響するかどうかは?。ということで、やっぱり退化かな…。<br /><a href="http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201010/10-137/" target="_blank">http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201010/10-137/</a><br /><a href="http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201208/12-107/" target="_blank">http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201208/12-107/</a>
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ARROWS NX F-01F の進化部分その2
http://www.o-ya.net/modules/d3blog/details.php?bid=59
2014-08-03T14:05:50+09:00
OhYeah!
進化部分で、発熱とキャップレス USB、5GHz WiFi の感度向上という重要な点が抜けてたので追加。ただし、WiFi 感度については昨夜前の記事に追加しておいたので、そちらを参照して欲し...
進化部分で、発熱とキャップレス USB、5GHz WiFi の感度向上という重要な点が抜けてたので追加。ただし、WiFi 感度については昨夜<a href="http://www.o-ya.net//modules/d3blog/details.php?bid=58" target="_blank">前の記事</a>に追加しておいたので、そちらを参照して欲しい。<br /> F-02E からの進化部分の中でも、バッテリのモチに次いで重要な低発熱について書くのをすっかり忘れてた。<br /> F-02E は CPU/GPU である NVIDIA Tegra3 が大食らいなのか、NX! エコで CPU クロックを最低に抑えてても、使っていると結構発熱する。おまけに、防水・防塵筐体なのでとても熱がこもりやすい。使ってなくても、バックグランドで何か作業しているのか、突然胸ポケットが熱くなることが多々ある。バッテリがなくなって充電しながら使っていると、CPU とバッテリの発熱の両方で温度が高くなりすぎて、充電を停止してしまうこともしばしば…。こうなると一端冷えるまで何もできない。カーナビとして使う場合は、CPU とバッテリの発熱に加えて太陽の輻射熱もあるので、エアコンの吹出口に設置しないとすぐフリーズする。<br /> F-01F も使用していると暖かくはなるが、F-02E ほど熱くはならない。今のところ、充電を停止するほどの高温になったことはなく(バッテリが持つので充電しながら使わなければならないような状況にならないし)、胸ポケットが熱くなったこともない(暖かくはなることはあるけど)。筐体が防水のみで防塵ではなくなったので、多少排熱が良くなったというのもあるのかな?<br /><br /> F-02E の USB コネクタはキャップ付きだったが、F-01F ではキャップレス防水になった。F-02E は充電クレードルが付属しているので、USB はそう頻繁に使わないだろうという判断で、キャップ防水にしていたと思われる。が、F-02E は家以外の充電クレードルがない状態での充電を強いられることが多い、WiFi が遅いのでPC とのデータ転送は USB が頼り、OTG で外部 USB メモリを使用するなどで意外と頻繁に USB のキャップを付け外しする。これだとキャップの防水効果は低下しやすいだろうし、何より面倒くさい。<br /> F-01F はクレードル充電にもおくだけ充電にも対応していないため、充電は USB に頼らざるを得ない。キャップ防水だとキャップの開け閉めが頻繁に行われて防水効果が低下するため、キャップレス防水コネクタにしたと思われる。ところが、F-01F の USB は OTG に対応していない、PC とのやりとりが WiFi でも実用的、F-02E に比べて充電回数が少ないってことから、実は F-02E の時より USB コネクタを使う頻度は少なかったりする。でも、キャップレスの方がやっぱ便利だよなあ…。
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ARROWS NX F-01F の進化部分
http://www.o-ya.net/modules/d3blog/details.php?bid=58
2014-08-02T21:34:00+09:00
OhYeah!
昨年の7月に一括払い1万円で買った ARROWS X F-02E (2013年2月発売)から、ARROWS NX F-01F (2013年10月発売)に買い換えた。わずか8か月、世代にして2世代違うだけだけど、恐ろしく進化してい...
昨年の7月に一括払い1万円で買った <a href="http://www.fmworld.net/product/phone/f-02e/" target="_blank">ARROWS X F-02E</a> (2013年2月発売)から、<a href="http://www.fmworld.net/product/phone/f-01f/" target="_blank">ARROWS NX F-01F</a> (2013年10月発売)に買い換えた。わずか8か月、世代にして2世代違うだけだけど、恐ろしく進化している。が、退化した部分もいくつか…。今回は進化した部分を。<br /> F-02E は2年縛りがない一括払いで1万円と格安だったので、だめならすぐに買い換えてもいいやと思って AQUOS SH-12C から買い換えた。が、やはりウワサどおりバッテリのモチが実に悪い。SH-12C は、いろいろとマニュアルで省エネ設定にしておけば、昼休みにちょっとネットを見る程度の使い方なら2日もった。F-02E は、NX! エコで強めの省エネ設定にした状態で、ほとんど使わなくても丸1日が限界、朝満充電状態でもちょっと使うと日中に充電が必要になる。<br /> これではあまりにも使いにくいので、「3日持ち」を謳う F-01F や SH-01F が2年縛りの分割払いなら1万円で買えるようになったので、更新に踏み切った。SH-01F ではなく F-01F を選んだのは、F-02E の NX! input という ATOK ベースの手書き文字入力対応 IME がとても使いやすかったから。<br /><br /> さて、F-01F に買い換えて良かった点は、なんと言ってもバッテリのモチ。いろいろ使うと3日は無理だが、写真を結構撮っても2日はいける。F-02E だと、カーナビアプリは電源コードをつないだ状態じゃないと使えなかったけど、F-01F はバッテリのままで余裕で使える。WhiteMagic ディスプレイの省エネ効果恐るべし(SONY の技術だけど)。<br /><br /> 次に良くなったのが、液晶の見やすさ。炎天下の屋外でローアングル撮影して、液晶を斜め上から見下ろしても、ちゃんと見えるところがすごい。WhiteMagic ディスプレイの明るさ恐るべし。<br /><br /> それと、WiFi が 802.11ac 対応になり、5GHz なら Max 433Mbps でリンクするようになったのも大きい。F-02E だと 2.4/5GHz とも 74Mbps がリンク速度の上限で、PC とのデータのやりとりが USB に比べるとかなり遅かったが、F-01F だと WiFi でも USB にやや劣るという程度。PC 間のデータ転送は、無線接続で間に合うようになった。<br /> WiFi に関しては、5GHz の感度が非常に良くなったのもうれしいところ。WiFi Analayzer で見て、F-02E より 5dBm 以上感度が上がった感じ。F-02E だと 1F の親機から遠い 2F の寝室では 2.4GHz なら何とか使えるけど、5GHz では不安定でちょっと厳しいという感じだったけど、F-01F は寝室でも 5Gz で 300Mbps 以上のリンク速度が確保可能だ。<br /><br /> あと、F-01F はラウンドフォルムになって、角張っている F-02E に比べると格段に持ちやすくなった。サイズ的には 140×70×10mm で、F-02E の 140×69×10.3(最厚部10.7)mm とほとんど差はないんだけど、形状の違いは大きい。<br /> ラウンドフォルムかつ全体的にわずかに薄くなったせいで、TV アンテナを内蔵する場所がなくなったのか、TV や NOTV を視聴する場合は標準添付のアンテナ付イヤホンケーブルを接続する必要がある。まあ、TV も NOTV も見ないので関係ないけど。<br /><br /> NX! input が細部でブラッシュアップされ、非常に使い勝手が良くなった点もポイントが高い。メニューボタンのタップで、テンキー(またはQWERTY)/手書き/全画面手書き等がすぐに切り替えられるようになって、入力方法の切換が楽になった。さらに、QWERTY キーボードは、フリック操作で数字や記号が入力できるようになったので、ID/パスワード入力の際などにものすごく使いやすくなっている(F-02E でもバージョンアップでできるようになっていたのかも)。<br /><br /> あまり使わないとは思うけど、Miracast 対応になったので、画面を無線で TV にミラーリングできるようになり、結構遊べる。静止画なら EZCast のような安価な Miracast 受信ドングルでも十分使えるので、本業関係の講習会とかで活用できそう…。
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Yahoo! カーナビを使ってみた
http://www.o-ya.net/modules/d3blog/details.php?bid=57
2014-08-01T23:01:38+09:00
OhYeah!
日経トレンディネットで下記の記事を見たので、早速 F-01F にインストールしてみた。とりあえず、朝夕の通勤で一般道のみ使用してみたので、ファーストインプレションを。http://trendy....
日経トレンディネットで下記の記事を見たので、早速 F-01F にインストールしてみた。とりあえず、朝夕の通勤で一般道のみ使用してみたので、ファーストインプレションを。<br /><a href="http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20140731/1059347/" target="_blank">http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20140731/1059347/</a><br /> 本題に入る前に、私のナビ暦は、下記のとおり 2007 年7月から SONY nav-u NV-U1、2011 年7月から Panasonic GORILLA CN-SP510VL です。スマホナビは、NAVITIME ドライブサポータ、カーナビタイムと Google マップのナビ機能を昨年の今頃 F-02E で試してみたものの、その時点では一番高いカーナビタイム以外はあまり使い物にならないという結論でした。<br /><a href="http://kakaku.com/kuchikomi/review/history/?NickName=OhYeah!&CategoryCD=2010" target="_blank">http://kakaku.com/kuchikomi/review/history/?NickName=OhYeah!&CategoryCD=2010</a><br /><br /> さて、Yahoo! カーナビですが、3年前の CN-SP510VL に比べても2画面分割表示ができないなど機能的には格段に落ちるものの、一般道の案内に関しては十分実用レベルにあります。右左折がある場合は、「700m 手前、300m 手前、まもなく(170m 程度手前)、今(10~20m 手前)」の4回音声案内があります。「まもなく」は速度に関わらず 170m 程度手前で言うので、一般道ではちょっとタイミングが早すぎるかなという感じはします。が、今のところ右左折専用レーンの案内がないので、レーンチェンジの最終警告も含むという意味でとらえれば、ちょうど良いタイミングなのかもしれません。できれば、右左折専用レーンがある場合は「300m 手前」のときに併せて案内し、「まもなく」は 100m 程度手前で案内してくれるともっと運転しやすいかなあ…。<br /> 交差点拡大図はないので、曲がるところで確実に曲がるには、一番地図が大きい 30m で使うのが良さそうです。この場合、2D 表示だとあまり先まで地図が見えないので、3D 表示の方が使いやすいのではないかと思います。<br /> 地図は、細街路も常時表示されますが、うるさすぎず、かといって見づらくもなく、ちょうど良いコントラストかもしれません。Google マップのようにコントラストが低すぎて、徒歩ナビなら良いけど、カーナビだと見づらすぎるってことはありません。直進の時の地図の動きは、他のスマホカーナビアプリのようにカクカクはしていませんが、フニュッ、フニュッという尺取り虫が歩いているような感じで、Google マップほどのなめらかさはありません。<br /> 特筆すべきは、案内ルートから外れたときのリルートの早さです。とにかくルートから外れた時の判断が早いので、リルートも早いというところでしょうか。リルートに関しては、CN-SP510VL よりも早く感じます。ただし、細街路に外れた場合、ちょっと理解に苦しむルートになることがあります。まあ、リルートに関しては、開発ポリシーの違いによる実装の違いが大きいところではありますが…。<br /><br /><br /> NAVITIME ドライブサポータは、リルートの遅さと案内のタイミングが合わなくて使えない。Google マップのナビ機能は案内がお茶目すぎ、そのせいでしょっちゅう地図を確認しないといけないのに、地図のコントラストが低すぎて見難いのが難点です。その点、Yahoo! カーナビは、全体にそこそのレベルで仕上がっており、機能的には劣るものの、十分 PND の代替になりそうに思えます。<br /> あとは、高速モードが使いやすいかどうかと、自律航法がどの程度の精度を保てるかです。自律航法については、ソフト側だけの問題ではなくハードにも依存するので、機種によって代わってくるかもしれません。