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趣味のブログ - ARROWS NX F-01F の退化部分

ARROWS NX F-01F の退化部分

カテゴリ : 
スマホ
執筆 : 
OhYeah! 2014.08.03 18:32
 わずか8か月で大きく進化した F-01F だが、退化した部分も少なくない。今回は私にとって痛手の大きかった退化部分を紹介する。
 私にとって一番痛い退化は、独自省エネ設定の NX! エコで、シチュエーション毎の省エネ設定ができなくなったところ。
 F-02E では、NX! エコという組み込み省エネシステムで、手動スイッチとタイマー1/タイマー2/バッテリ残量による自動スイッチの合計4パターンに、それぞれ異なるエコモードを設定できた。たとえば、普段は手動スイッチでゆるめの省エネ、夜間はタイマーでやや強めの省エネ、バッテリ残量が 20 %切ったらかなり強めの省エネという使い分けができる。しかも、CPU のクロック制限は3段階(オフも含めると4段階)になっていて、かなり細かい設定が可能だ。
 これに対し、F-01F の NX! エコでは、スイッチングのパターンは F-02E と同じ4パターンだが、設定可能なエコモードは4パターンに共通して1種類だけである。手動スイッチで弱めの省エネを設定していると、タイマーやバッテリ残量による自動スイッチは何の意味もないというバグのような仕様だ。CPU クロック制限もオンかオフの2択のみ。それほど省エネに気を遣わなくても使えるよということなんだろうけど、少なくともバッテリ残量には異なる省エネモードを設定できるようにしておいて欲しいものだ。

 次に痛い退化は、USB が OTG 対応じゃなくなったところ。USB メモリに入れたあった自炊本が読めないじゃないか! 64GB microSD は、撮影画像と音楽データですぐにいっぱいになる。動作保証はされてないけど、128GB microSD が使えるようなので、microSD を買い換えるしかないかなあ(;_;)。
 USB 絡みでもう1点。PC との接続モードが MTP/PTP だけになり、ストレージ(microSD)モードがなくなってしまったのもちょっと痛い。PTP だと microSD の DCIM フォルダしかデータのやりとりができない。MTP は内蔵フラッシュメモリと microSD の好きなところにアクセスは可能だが、エクスプローラの詳細表示で更新日時等が表示できないし、ファイルのプロパティで画素数やビットレートも見られない。何でストレージモードをなくしちゃうかなあ゛(`ヘ´#) 。

 次は痛いというより、戸惑った仕様変更で、NX! ホーム、docomo LIVE UX とも、ホーム画面に貼れるのがアプリ自体のショートカットかウィジェットのみになってしまったところ。連絡先とかブックマークのようなアプリ内データのショートカットは、そのアプリにショートカット作成機能がないと、ホーム画面に貼れなくなってしまった。スライドインランチャにショートカットを作成するときは、従来どおりアプリ内データのショートカットも選択できるので、Android 4.2 のホーム画面の仕様なのかもしれない。
 いずれにしてもこの仕様はとっても不便なので、MakeShortcut!, xShortcutFree, QuickShortcutMaker などショートカット作成アプリをいくつか試して、一番使いやすかった QuickShortcutMaker で対応することにした。ついでに、docomo の標準電話帳より評価の高い NX! 電話帳を入れてみたら、連絡先のショートカットを作成する機能があったので、連絡先ショートカットは NX! 電話帳のショートカットを使うことにした。

 F-02E は IPX5/IPX8 相当防水に加えて、IPX5X 相当防塵仕様だった。F-01F は、防水は IPX5/IPX8 相当であるものの、防塵仕様はカットされている。坪刈した稲を脱穀・籾摺するときなど、かなりのホコリが出るので、防塵も残しておいて欲しかったなあ。防塵をやめたおかげで熱がこもりにくくなったのなら、しょうがないかなあという感じがしなくもないけど…。

 静止画カメラのスペック上の画素数が、F-02E は 16M ピクセルだったのに対し、F-01F は 13M ピクセルに減っている。光学ズームがないスマホでは、遠くのモノを大きく写すにはデジタルズーム(=トリミング)しかない。そういう意味では、画素数は多いほど有利だ。
 だが、撮像素子の面積が同じなら、画素数が多くなればなるほど(=画素ピッチが小さくなるほど)1画素の集光力は小さくなり、暗所に弱くなるし、画質も低下する。高画素=高画質という等式が常に成立するわけではない。調べてみたら、F-02E に搭載されている Exmor R for mobile の画素ピッチは 1.12um、F-01F の Exmor RS for mobile の画素ピッチも 1.12um で同じだ。同じ画素ピッチなら理論上は Exmor RS の方が集光力は大きいはずだが、それが目に見えるほど画質に影響するかどうかは?。ということで、やっぱり退化かな…。
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201010/10-137/
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201208/12-107/

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OhYeah!  投稿日時 2015.04.22 22:27
引用: 次に痛い退化は、USB が OTG 対応じゃなくなったところ。USB メモリに入れたあった自炊本が読めないじゃないか! 64GB microSD は、撮影画像と音楽データですぐにいっぱいになる。動作保証はされてないけど、128GB microSD が使えるようなので、microSD を買い換えるしかないかなあ(;_;)。いよいよ microSD の空きがなくなってきて、Team の 128GB microSDXC を買ってみたところ、買ったままの状態で何の問題もなくすんなりと認識しました。UHS-1 対応である必要はなかったんですが、128GB の中では安かったので…。しかし、64GB に対して容量は2倍なのに、価格は3倍ってのは何故?
http://www.amazon.co.jp/dp/B00OAUZCQ8