趣味のブログ - APS-H で 120M ピクセル
キヤノンが APS-H で 120M ピクセルの COMS センサーの開発に成功したそうな。これがすぐ製品化される訳じゃないだろうけど、一体どこまで行く気なんだろう？
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100824_389041.html
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100824_389041.html
120M ピクセルということは、今まで通り ADC のビット深度が 14bit として RAW のデータサイズは 240MB。バッファを 2GB 搭載したとしても、2048MB / 240MB ≒ 8 コマ分ですから、１秒分にちょっと足りないですね。
おまけに、現在実売されている最も高速なフラッシュメモリ(x888 の CF)でも論理最大転送レートは 130MB/sec にすぎません。無圧縮 RAW の保存に最速でも 1.8 秒かかってしまい、実用的ではありません。規格上の最大転送レートは SDXC の 300MB/sec ですが、これが実現したとしても無圧縮 RAW だと最速でも 0.8 秒かかってしまいます。速度だけではなく、容量の問題もあるし、RAW といえども非可逆圧縮にするしかなさそうです。
ストリーミング圧縮・解凍に高速な DSP が存在すれば、COMS から読み出しながら圧縮して、バッファにも圧縮データで保存するというのが、現実的な解なのかも…。
10 年後くらいなら、フラッシュメモリの容量や速度の問題が解決するか、データ圧縮・解凍用の高速なプロセッサの登場によって製品化できるかなあ？
おまけに、現在実売されている最も高速なフラッシュメモリ(x888 の CF)でも論理最大転送レートは 130MB/sec にすぎません。無圧縮 RAW の保存に最速でも 1.8 秒かかってしまい、実用的ではありません。規格上の最大転送レートは SDXC の 300MB/sec ですが、これが実現したとしても無圧縮 RAW だと最速でも 0.8 秒かかってしまいます。速度だけではなく、容量の問題もあるし、RAW といえども非可逆圧縮にするしかなさそうです。
ストリーミング圧縮・解凍に高速な DSP が存在すれば、COMS から読み出しながら圧縮して、バッファにも圧縮データで保存するというのが、現実的な解なのかも…。
10 年後くらいなら、フラッシュメモリの容量や速度の問題が解決するか、データ圧縮・解凍用の高速なプロセッサの登場によって製品化できるかなあ？
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コメント一覧
OhYeah!
投稿日時 2010.08.27 19:20
ナレーターさん、いらっしゃい。最近、本来の活躍の場である Hardboiled Cafe でもめっきり見かけなくなったのに、こちらにまで出張っていただいてありがとうございます。
しかし、場所が違うせいか、ナレーターさんもちょっとキレに欠けてるような…。
しかし、場所が違うせいか、ナレーターさんもちょっとキレに欠けてるような…。
narrator
投稿日時 2010.08.26 23:34
OhYeah!の話を理解するのは、凡人には無理かもしれない。
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