最近は以前に比べていくらか改善されてはいますが、埼玉県庁の DNS サーバは、*.go.jp とか *.o-ya.net, acfinder.kabe.info にアクセスしようとすると DNS Timeout になってしまい、接続できないことが頻繁にあります(google.co.jp なんかもよくつながらなくなる)。ACFinder 起動時のファイル更新チェックで、FAMIC や macs.o-ya.net, acfinder.kabe.info のどれかが DNS Timeout になると、ACFinder が使えるようになるまでにかなり時間がかかります。
Regedit で HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\ReceiveTimeout を設定すると、DNS Timeout 時のあきらめが早くなり、DNS が不調なときでも ACFinder の起動が速くなります。レジストリをいじるのはなるべく避けたいので、ACFinder 側に受信タイムアウトを Win32 API で設定する機能を追加してもらいました。

が、残念ながら今朝は DNS サーバが好調でなかなか Timeout になってくれず、受信タイムアウトの設定がうまく機能しているかどうかの判定ができません。
ただ、一度 macs.o-ya.net のデータを読む際に、ひとつだけレスポンスコードが返ってくる前に次のデータに進んでしまったことがあります。ひとつだけなので、DNS サーバの問題ではなく、若干レスポンスが悪かったために設定時間(500ms)を超えてしまったのだと思います。ということで、おそらく受信タイムアウトの設定は予定通りに動作していると思われます。
なお、上記の例のように 500ms では短すぎる可能性があるので、接続環境にもよりますが、1000～2000ms くらいで設定しておくのが良いでしょう。