OhYeah! さんの日記
2010
9月
28
(火)
09:40
本文
今年度は、スミチオン乳剤、トップジンM水和剤など、古くからあって特に適用作物が多い農薬で、
1. 総使用回数の削減(例:3回 → 2回)
2. 使用量の削減(例:6~9kg → 6kg)
3. 使用時期の前倒し(例:収穫前14日まで → 収穫前30日まで)
4. 適用作物の削減(例:とうがらし類→ししとう、たばこの削除)
などのいわゆる「負の登録拡大」が相次いでいます。
今まで使えていた作物に使えないとか、今まで使えていた時期に使えないということがありますので、十分注意してください。
これは、平成11年10月1日付け11農産第6283号農林水産省農産園芸局長通知「農薬の毒性に関する試験の適正実施について」が平成20年3月31日に「農薬の毒性及び残留性に関する試験の適正実施について」に改正され、平成20年4月1日以降に開始された試験については、毒性だけでなく残留性についても農薬 GLP 制度が適用されたことに起因すると思われます。
負の登録拡大の理由を見ると、「登録維持に必要な追加の資料整備に経費と時間を要するため」が大部分を占めます。今年度登録更新の農薬は、前回更新時は残留性については農薬 GLP 制度適用外でしたが、今回は適用されます。適用対象作物が多い農薬では、全ての対象作物で GLP 準拠の残留試験を行えなかったたということなんでしょうね。
なお、農薬 GLP 制度の詳細については、下記を参照してください。
http://www.acis.famic.go.jp/glp/index.htm
1. 総使用回数の削減(例:3回 → 2回)
2. 使用量の削減(例:6~9kg → 6kg)
3. 使用時期の前倒し(例:収穫前14日まで → 収穫前30日まで)
4. 適用作物の削減(例:とうがらし類→ししとう、たばこの削除)
などのいわゆる「負の登録拡大」が相次いでいます。
今まで使えていた作物に使えないとか、今まで使えていた時期に使えないということがありますので、十分注意してください。
これは、平成11年10月1日付け11農産第6283号農林水産省農産園芸局長通知「農薬の毒性に関する試験の適正実施について」が平成20年3月31日に「農薬の毒性及び残留性に関する試験の適正実施について」に改正され、平成20年4月1日以降に開始された試験については、毒性だけでなく残留性についても農薬 GLP 制度が適用されたことに起因すると思われます。
負の登録拡大の理由を見ると、「登録維持に必要な追加の資料整備に経費と時間を要するため」が大部分を占めます。今年度登録更新の農薬は、前回更新時は残留性については農薬 GLP 制度適用外でしたが、今回は適用されます。適用対象作物が多い農薬では、全ての対象作物で GLP 準拠の残留試験を行えなかったたということなんでしょうね。
なお、農薬 GLP 制度の詳細については、下記を参照してください。
http://www.acis.famic.go.jp/glp/index.htm
閲覧(17439)
アクセス数
47971 / 日記全体
最近の日記
最近のコメント
- Re: HRAC分類コードを2020年3 Sekizuka [05-27 21:14]
- Re: FRAC分類コードを2020年2 Sekizuka [05-27 21:13]
- Re: HRAC分類コードを2020年3 OhYeah! [05-27 15:43]
- Re: HRAC分類コードを2020年3 Sekizuka [05-27 10:26]
- Re: FRAC分類コードを2018年2 OhYeah! [07-20 15:43]
- 適用作物別表1H29.2.24改正版の別 OhYeah! [09-20 09:06]
- ACFinder 20170514 版以 OhYeah! [06-05 16:16]
各月の日記