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2020.05.27 16:47
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日記てすと
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FRAC分類コードを2020年2月版に更新
携帯農薬検索システム及び ACFinder の FRAC コードを2020年2月版に更新しました。最近の FRAC にしては珍しく、今回は大きな変更はありません。 今年は農薬工業会の日本語訳が遅れているので、公開され次第訳語をチェックします。
一番大きな変更は、「バチルス ズブチリス」が「44(F6)」から「BM02」に移動したところです(総称も「バチルス アミロリクエファシエンス」に変更されました)。まあ、BM が設定された段階で、なんで移動させなかったんだろうという感じではあるんですが…。 バチルスズブチリスを除いて BM02 に4剤追加、BM01, 49(F9) にそれぞれ1剤追加と、追加は小幅です。 U13 (「ガッテン」「ショウチノスケ」に含まれる「フルチアニル」が所属)が、「耐性菌未確認」からイチゴうどんこ病等の原因菌「Sphaerotheca 属で耐性」に変更されました。
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2020.05.26 22:02
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日記てすと
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HRAC分類コードを2020年3月版に更新
携帯農薬検索システム及び ACFinder の HRAC コードを2020年3月版に更新しました。今回は、下記の通り大幅変更となっています。 詳細は 農薬工業会のサイトをご確認いただくとして、今回の改訂で従来のアルファベットで始まるコードから、WSSA(米雑草科学協会)と共通の数字のみのコードに変更になったのが一番大きな変更点です。ACFinder の薬剤タブで有効成分一覧を確認してもらえば、「FRACグループ」のカラムに旧 HRAC コードが表示されます。 さらに、作用機構(ACFinder/MACSでは標的部位として扱っています)がいくつか追加されたほか、有効成分によっては作用機構分類が変更になったものが少なからずあります。 また、 HRAC の作用機構分類マップには、作用機構の大くくりの分類が記載されているので、ACFinder ではそれが「作用機構」のカラムに表示されるようにしました。
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2019.07.22 17:26
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日記てすと
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FRAC分類コードを2019年2月版、IRAC分類コードを2019年6月版(v9.3)に更新
携帯農薬検索システム及び ACFinder の FRAC コードを2019年2月版(農薬工業会20190523翻訳版)に、IRAC コードを2019年6月版v9.3(農薬工業会20190718翻訳版)に更新しました。大きな変更点は下記のとおりです。
FRAC の変更点 (1) 耐性リスクに若干の追記があったのみで、コードの変更等大きな変更は無し
IRAC の変更点 (1) IRAC コード 30, 31, 32, UNB, UNE, UNF, UNM, UNP, UNV を新設(v8.4→v9.1) (2) IRAC コード 23 の有効成分に「スピロピジオン」を追加(v9.1→v9.3)
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2018.12.25 13:40
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日記てすと
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携帯農薬検索実験室及び ACFinder の作物名に農作物語彙体系の別名等を統合
携帯農薬検索実験室及び ACFinder のデータベースの作物名テーブルに、 CAVOC の農作物語彙体系の農作物名、別名、よみがな、科名を統合しました。 これにより、携帯農薬検索実験室の「作物名からの検索」や ACFinder 作物タブの「作物名検索」で、 FAMIC の適用作物名別表1にない別名や「人参」「胡瓜」などの漢字作物名(ACFinder は以前から独自辞書で「大根」「南瓜」「牛蒡」などの一部漢字作物名に対応してましたが)のほか、科名による作物検索が可能となりました。
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2018.05.15 11:09
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日記てすと
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FRAC分類コードを2017年2月版に更新
携帯農薬検索システム及び ACFinder の FRAC コードを、2017年2月版(農薬工業会2017.05.26翻訳版)に更新しました。主な変更点は、次のとおりです。
(1) 作用機構 F の名称を「脂質生合成または輸送/細胞膜の構造または機能」に変更(従来は「脂質および細胞膜合成」) (2) 作用機構 F に標的部位「F8:エルゴステロール結合」(FRACコード:48)を新設、そこに所属する一般名「ナタマイシン」を追加 (3) 作用機構 F に標的部位「F9:脂質恒常性および輸送/貯蔵」(FRACコード:49)を新設、そこに U15 として分類されていた「オキサチアプロピリン」を移動 (4) 作用機構 P に標的部位「F6:」(FRACコード:P06)を新設、そこに所属する一般名「バチルス マイコイデス 分離株J」を追加 (5) 作用機構 BM 「複数の作用機構を有する生物農薬/生物由来の農薬」を新設 (6) 作用機構 BM に標的部位「細胞壁、膜を介したイオン輸送における複数の効果;キレート効果」(FRACコード:BM01)を新設、そこに M12 として分類されていた「ハウチワマメ苗木の子葉からの抽出物」を移動 (7) 作用機構 BM に標的部位「競合、菌寄生、抗菌作用、溶菌酵素及び誘導抵抗性」(FRACコード:BM02)を新設、そこに所属する一般名「トリコデルマ アトロビリデ SC1株」を追加 (8) 標的部位 C2: に化学グループ「ピラジンカルボキサミド(一般名ピラジフルミド)」追加 (9) 標的部位 F7: に一般名「植物油(混合物)」追加
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2018.05.15 11:08
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日記てすと
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FRAC分類コードを2018年2月版、IRAC分類コードを2018年5月版(v8.4)に更新
携帯農薬検索システム及び ACFinder の FRAC コードを2018年2月版(農薬工業会翻訳版)に、IRAC コードを2018年5月版v8.4(農薬工業会翻訳版 v8.3)に更新しました。大きな変更点は下記のとおりです。
FRAC の変更点 (1) FRAC コード U08(U) を新設 50(B) に変更し、標的コードを新設 B6 に分類 (2) FRAC コード 33(U) を新設 P07(P) に変更し、標的コードを新設 P7 に分類 (3) FRAC コード 42(U) を新設 M12(M) に変更し、標的コードを新設 M12 に分類
IRAC の変更点 (1) アフィドピロペンがオーストラリアで登録されたので、新設 IRAC コード 9D に分類(v8.3→v8.4) (2) 農薬工業会の翻訳で、「chloride」を「塩素イオン」から「塩化物イオン(塩素イオン)」に変更(v8.2→v8.3) なお、v8.2→v8.3の翻訳以外の変更点は、付録として登録申請中成分にブロフラニド(新設 IRAC コード 30 に分類)が追加されただけで、本体の変更はありませんでした。
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2018.05.15 11:07
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日記てすと
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HRAC分類コードを2018年1月版に更新
携帯農薬検索システム及び ACFinder の HRAC コードを、2018年1月版(農薬工業会翻訳版)に更新しました(今回も WSSA (米雑草学会)の分類コードの修正がほとんどです)。FRAC, IRAC の更新については、しばらくお待ちください。
また、今年に入ってから、データ更新のアナウンスをしてなかったので、以下に詳細を書いておきます。 2018.02.05 適用作物別表1を2018年1月26日改正版に修正 2018.02.09 農薬流通データを2017農薬年度(2016.10.1~2017.9.30)版に更新
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2017.12.20 17:18
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日記てすと
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稲発酵粗飼料(WCS)用イネの使用可能農薬データベースを更新
ACFinder 定型処理の「飼料用(WCS)イネ使用可能農薬一覧」テンプレートで使用している稲発酵粗飼料(WCS)用イネの使用可能農薬データベース(spec.feedrice)を、2017.12.01 改訂版に更新しました。
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2017.06.06 10:47
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日記てすと
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HRAC分類コードを2016年9月版に更新
携帯農薬検索システム及び ACFinder の HRAC コードを、2016年9月版(農薬工業会翻訳版)に更新しました。あわせて、FRAC, IRAC も新有効成分の分類を若干追加しました。
HRAC 分類コードですが、久しぶりの改訂の割には、ほとんど変更はありませんでした。修正したのは、携帯農薬検索実験室や ACFinder では使用していない WSSA (米雑草学会)の分類コードばかり…という感じです。
FRAC の追加は醸造酢、IRAC の追加は天敵なので、いずれも分類対象外の成分です。
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2017.06.06 10:46
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日記てすと
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ACFinder 定型処理テンプレート 170207 版
ACFinder 公式サイトに、定型処理テンプレート 170207 版フルセットを公開しました。変更点は、下記のとおりです。 1. 「飼料用イネ使用可能農薬一覧」テンプレート追加(170127版に根拠文書を明示するとともに文書へのリンクを設定) 2. 「飼料用籾米出穂以降使用可能農薬一覧」テンプレート追加(170202版に根拠文書を明示するとともに文書へのリンクを設定) 3. 「複数作物農薬一覧」テンプレートに希釈倍数(使用量)表示機能追加 4. 「特定作物有機JAS別表2・特別栽培無カウント農薬一覧」テンプレートを平成28年2月24日農林水産省告示第489号による改正版でチェックし、根拠文書を明示するとともに文書へのリンクを設置 5. 「有機JAS別表2」クエリーに根拠文書を明示するとともに参考文献のリンク修正 6. 「特別栽培無カウント」クエリーに根拠文書を明示するとともに参考文献のリンク修正
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2017.06.06 10:45
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日記てすと
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IRAC分類コードをv8.2に更新
携帯農薬検索システム及び ACFinder の IRAC コードを、3月に公開された v8.2 に更新しました。v8.1 に国内では製品がない有効成分がいくつか追加されただけで、大きな変更はありません。
今回の改訂に合わせ、携帯農薬検索システムと ACFinder では、標的部位による分類ではない 13 と UN を 13*, UN* と表示するように変更しました。*付分類コードは、同一分類コード内有効成分間で連用が可能です。 8 も標的部位による分類ではありませんが、サブグループに分かれており、従来からサブグループ間連用可能な 8A, 8B, 8C, 8D, 8E, 8F という表記にしてあるので、* は付記していません。
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2017.06.06 10:44
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日記てすと
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適用作物別表1をH29.3.31改正版に修正しました
携帯農薬検索実験室の作物名からの検索及び ACFinder 作物タブの作物名検索で表示される作物一覧の収穫部位や別名、ACFinder 作物タブの「別表1」の元となる「農薬の登録申請に係る試験成績について」の運用について(平成13年10月10日付け13生産第3986号農林水産省生産局生産資材課長通知)の別表1(1-1及び1-2)が3月31日に改正されたので、データベース作成ファイル(spec.beppyo1.txt)を修正しました。 詳細は FAMIC の 農薬登録における適用作物名についてを見ていただくとして、今回の改正で果樹の分類が大幅に変更されています。 従来は全作物で分類が大・中2グループしかなかったのに、今回果樹のみ大・中・小3グループになり、中分類に「仁果類」「核果類」「ベリー類等の小粒果実類」が新設されました。このため、従来中分類だった「小粒核果類」「ベリー類」が小分類に移動したほか、「おうとう」が核果類、「もも」「ネクタリン」が小分類「もも類」として核果類に移動、「ぶどう」がベリー等の小粒果実類に移動しています。また、「りんご」「なし」「マルメロ」「かりん」「びわ」が「仁果類」に移動しています。 ACFinder の「別表1」タブでは、小分類を追加すると大幅変更が必要になるため、とりあえず大・中2分類のままとし、新たな小分類である「もも類」「小粒核果類」「ベリー類」は中分類として表示するようになっています。 ただし、「分類」タブは別表1ではなく FAMIC の作物分類を使用しているため、従来通り大・中・小3分類になっており、「もも類」「小粒核果類」は中分類「核果類」の小分類として位置付けられます。
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2017.03.09 08:11
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日記てすと
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ACFinder 飼料用イネ・飼料用米関係定型処理テンプレート
ダウンロードページに、ACFinder で「飼料用イネ使用可能農薬一覧」「飼料用籾米出穂以降使用可能農薬一覧」を作成するための定型処理テンプレートを公開しました。 http://www.o-ya.net/modules/d3downloads/index.php?page=singlefile&cid=5&lid=101. 飼料用イネ使用可能農薬一覧 特定の用途を指定すると、その用途の農薬の中から飼料用(WCS)イネで使用可能な剤の一覧表を作成します。 このテンプレートでは、有効成分含有量制限や剤型制限(小包装限定など)が付記された剤はその制限に抵触しない製剤のみを検索対象としますが、希釈倍数や使用方法などに制限があっても全ての適用を表示します(「地上散布に限る」場合でも無人ヘリの適用を表示)。 このため、備考欄に記載のある剤については、使用不可の希釈倍数・使用方法の行を手動で削除する必要があります。 標準では移植栽培で使用可能な農薬の一覧を作成します。湛水直播、乾田直播で使用可能な農薬一覧を作成したい場合は、「栽培様式」で「湛水直播」「乾田直播」を選択してください。 4-HPPD阻害剤高感受性品種(ルリアオバ、ミズホチカラ、モミロマン、タカナリ、オオナリ、ハバタキ、おどろきもち、兵庫牛若丸)で使用可能な農薬一覧を作成する場合は、「4-HPPD阻害剤除外」で「する」を選択してください。有効成分にベンゾビシクロン等の4-HPPD阻害剤(HRAC:F2)を含む農薬を検索対象から外します。 2. 飼料用籾米出穂以降使用可能農薬一覧 特定の用途を指定すると、その用途の農薬の中から籾米あるいは籾殻を含めた米を飼料として家畜に給与する場合に、出穂以降でも使用可能な剤の一覧表を作成します。 標準では移植栽培で使用可能な農薬の一覧を作成します。湛水直播、乾田直播で使用可能な農薬一覧を作成したい場合は、「栽培様式」で「直播」を選択してください。
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2017.02.17 17:36
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日記てすと
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農薬流通データを2016農薬年度版に更新
ACFinder の定型処理で使用している農薬流通データを 2016 農薬年度(2015.10.1~2016.9.30)版に更新しました。
2015農薬年度から何が減って何が増えたのか内訳はチェックしていませんが、差し引きで農薬の種類は 33、剤数は 54 増えています。
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2017.02.02 23:21
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日記てすと
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ACFinder 飼料用イネ・飼料用米関係定型処理テンプレート 170202 版
「飼料用籾米出穂以降使用可能農薬一覧」で「直播」を選択した時に、「クリンチャーEW」「クリンチャー1キロ粒剤」が表示されないバグがあったので、修正しました。 ダウンロードページのファイルは削除したので、 ACFinder 公式サイトからダウンロードしてください。使い方は 2017.01.30の日記をご覧ください。 なお、「飼料用イネ使用可能農薬一覧」は170127版から変更ありません。
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2016.07.12 12:55
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日記てすと
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農薬流通データを2014農薬年度版に更新
ACFinder の定型処理で使用している農薬流通データを 2014 農薬年度(2013.10.1~2014.9.30)版に更新しました。 更新データのチェックをしている際に気がついたんですが、モベントフロアブルなんかは 2014 農薬年度に流通されてたにも関わらず、流通の統計データがありませんでした。確認してみると、モベントのような新剤ではなく、古くからある剤でも、流通の統計データが存在しない剤が多数存在します。 現在の定型処理では、各都道府県での流通実績がゼロの剤も、統計データそのものが存在しない剤も一律「-1」(全国流通なし)として表示してしまうので、統計データが存在しない剤は「-2」とか全国流通なしとは区別できるように修正したいと思います。 ちなみに、ACFinder の SQL タブで下記のクエリーを実行すると、全国で流通実績がない剤(-1)と統計データが存在しない剤(-2)が確認できます。 select distinct tsusho, ifnull(zenkoku, -1) - 1 as 全国流通
from m_kihon left join idshurui using(bango) left join ryutsu using(idshurui)
where 全国流通 < 0
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2016.07.12 12:54
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日記てすと
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「非結球あぶらな科葉菜類(タアサイを除く)」に仮ID
2月18日の登録変更で、「プレバソンフロアブル5」に「タアサイ」が追加されたため、「非結球あぶらな科葉菜類」が「非結球あぶらな科葉菜類(タアサイを除く)」に変更され、作物 ID が未設定になっていました。
このため、ACFinder の作物タブや携帯農薬検索実験室の作物からの検索で「非結球あぶらな科葉菜類」を指定しても、「プレバソンフロアブル5」が表示されませんでした。先ほど、「非結球あぶらな科葉菜類(タアサイを除く)」に仮 ID を設定するように修正しましたので、現在は問題なく検索可能です。
作物 ID は FAMIC の検索システムのものを流用していますが、せめて毎月月頭のデータ更新時に、作物一覧も更新して欲しいものです。とりあえず「(○○を除く)」が追加された場合は、自動で仮 ID を振るようにしないとダメかなあ…。
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2016.07.12 12:54
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日記てすと
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FRAC 作用点分類更新
FRAC の作用点分類を2015年2月版に更新しました。「要耐性管理」が激増しています。 ちなみに、ACFinder に標準添付してある「FRAC分類.qry」では、国内で製剤が登録されている成分しか表示されません。2015年2月版の全ての内容を確認したい場合は、SQL タブで下記のクエリーを実行してください。 select mid,sayoten,sayokiko,keito,fgroup,risk,concat(', ',seibun) as 有効成分 from rac2 left join seibun using(ippanmei) where mid like 'F:%' group by mid,fgroup
異動で忙しくてしばらく Japan FRAC のサイトをチェックしてなかったんですが、今回の更新のため久しぶりに見たら、 病原菌の耐性リスク評価が大幅に改訂されていました。リスクが「高」の病原菌が1.5倍、「中」の病原菌に至っては3倍近くに増えています。耐性リスクが「中」以上の剤を使用する場合は要注意です。
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2016.07.12 12:53
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日記てすと
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ACFinderで「ささげ」「なたまめ」の農薬を検索する場合は「作物名検索」で
農薬登録における適用作物名の別表1-1には、作物名として「ささげ」「なたまめ」が記載されていますが、実際に「ささげ」「なたまめ」で登録されている農薬がないため、FAMICの検索システムやACFinderの作物一覧には両作物が表示されません。ACFinderの作物分類はFAMICの作物一覧をベースに作成していて、こちらをいじるのはちょっと差し障りがあるので、「作物名検索」の方で「ささげ」「なたまめ」を検索すると、「豆類(種実)」が表示されるように作物マスターテーブルを変更しました。 携帯農薬検索システムの方も、本日18時のデータ更新以降は、「ささげ」「なたまめ」の検索が可能になります。
とある農薬販売業の方から、『別表1-1には作物名として「ささげ」が掲載されてるけど、ACFinderの作物分類表では、「豆類(種実)」の中に「ささげ」が無いんだけど?』という問い合わせをいただきました。分類表に表示されない作物名は、その作物で登録がある農薬がないので表示されないので、上位分類の「豆類(種実)」をチェックして検索してねってことなんですが、まあ確かに分かりにくいのは否めません。 かといって、上位分類一括検索モードにしていない場合に、実際に登録農薬がない作物を分類表に表示してもエラーが返ってくるだけなので使いにくい。おまけに、ACFinderの分類表はFAMICの作物一覧をベースに自動作成していて、元のFAMICの作物一覧の更新が不定期のため、分類表の方に「ささげ」を例外処理で追加すると、FAMICの作物一覧に「ささげ」が追加された場合に不具合が出そうです。 ということで、分類表にない作物は、「作物名検索」の方で検索してもらえば、その上位分類作物名が表示されるようにしました。
とりあえず指摘のあった「豆類(種実)」では別表1-1に記載されている「ささげ」「なたまめ」が分類表には表示されないので、この2つだけは別名登録してあります。 野菜とか果樹でもこういうケースが結構ありそうな気がするので、気づいた方はこの記事にコメントとしてご連絡いただけるとありがたいです。
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2016.07.12 12:52
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日記てすと
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携帯農薬検索実験室の作物名からの検索を別表1対応に
携帯農薬検索実験室の「作物名からの検索」を農薬登録における適用作物名別表1対応にしました。別表1記載作物名で登録薬剤がない場合でも、上位分類に登録薬剤がある作物は作物選択コンボボックスに表示されるようになりました。
さらに、作物選択コンボボックスでは、作物名だけでなく、収穫部位と別名も表示されます。これにより、たとえば「セロリ」を検索すると作物選択コンボボックスには「...セルリー | 茎葉 | セロリ」「...セルリアック | 根 | 根セロリ、根セルリ」が表示されるようになり、「根セロリ」は「セルリー」ではなく「セルリアック」を選択する必要があることがすぐ分かります。
また、バージョン 1.0.8 で「かき」「くり」などが検索できなくなっていた不具合を修正しました。
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2016.07.12 12:52
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日記てすと
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IRAC コード表を v7.4 に更新
携帯農薬実験室および ACFinder で使用している、殺虫剤耐性対策委員会の IRAC コード表を 2015.05 更新の v7.4 に更新しました。農薬工業会の 2015.08.13 翻訳版をベースにしています。
今回の更新では、作用点分類のいくつかでアンタゴニスト(拮抗剤)がブロッカー(遮断剤)、アゴニスト(作動剤)がモジュレータ(調節剤)に変更されています。あと、グループ 25 が A, B に2分されたのと、今まで IRAC 分類には記載されていなかった、ダゾメット、硫黄、石灰硫黄合剤などが新たに追加されています。
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2016.07.12 12:51
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日記てすと
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IRACコードをサブグループまで表示するように変更
携帯農薬検索システムと ACFinder で、IRAC コードをメイングループだけ表示していましたが、サブグループも表示するように仕様変更しました。
IRAC 作用機構分類では、同一メイングループ内のサブグループ間連用は原則禁止なので、今まではあえてメイングループのみ表示するようにしていました。しかし、グループ8のように元々サブグループ間連用可能なグループや、最近の知見でサブグループ間連用しても交差抵抗性が発生しにくいメイングループが判明しているため、サブグループも表示して、連用の可否が分かりやすくなるように変更しました。
サブグループ間連用可能な場合は、4A, 4B のようにメイングループの数字に続けてサブグループのアルファベットが表示されます。サブグループ間連用不可の場合は、1(A), 1(B) のようにサブグループのアルファベットが () 内に表示されます。
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2016.07.12 12:51
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日記てすと
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IRACコードをv8.1準拠に更新
携帯農薬検索システム及び ACFinder の IRAC コードを、4月に公開された v8.1 準拠に更新しました。変更点は、次のとおりです。
(1) メインコード 9 の標的部位が明確になり、作用点を「弦音器官TRPVチャンネル調節」に変更 (2) (1)に伴いフロニカミドを 9C から新設 29 「弦音器官調節(標的部位不明)」に移動 (3) UN だったピリフルキナゾンを 9B に移動 (4) UN だったビフェナゼートを新設 20D に移動 (5) スルホキシミン(4C)、セミカルバゾン(22B)等、化学的系統分類名が新たに記載されたものは新系統名に変更
昨年あたりから、IRAC サイトの News に提案・変更の承認状況が掲載されなくなったため、新しい分類表に基づいて成分ごとに全てチェックする必要がありますが、まだそこまではできていないので、見落としがあるかもしれません。 農薬工業会の正式邦訳版がまだ出ていないので、(5) で修正した系統名は暫定名です。
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2016.07.12 12:50
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日記てすと
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FRAC分類コードを2016年2月版に更新
携帯農薬検索システム及び ACFinder の FRAC コードを、2016年2月版(農薬工業会2016.05.20翻訳版)に更新しました。主な変更点は、次のとおりです。
(1) 作用機構 B の名称を「細胞骨格とモーター蛋白質」に変更(従来は「有糸核分裂と細胞分裂」) (2) バリダマイシンの作用機構が不明(「トレハロースによる抵抗性誘導」提案中)になり、新設コード U18 に移動 (3) フェナマクリルを新設コード 47 (作用点コード新設 B6)に分類 (4) ハウチワマメ苗木の子葉からの抽出物を新設コード M11 に分類
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2016.07.12 12:49
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日記てすと
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作物名からの検索で成分ごとの使用回数に同一成分を含む他剤を表示
携帯農薬検索システムの作物名からの検索で、成分ごとの使用回数欄に、指定作物に登録がある同一成分を含む他剤の一覧も表示するようにしました。あわせて、作物名からの検索で、適用表示で「その他の適用」(指定作物に対する指定病害虫以外の適用)の欄に対象病害虫が表示されなくなっていた不具合を修正しました。 たとえば、「きゅうり」の「うどんこ病」で検索して、「ファンベル顆粒水和剤」を検索した場合、成分ごとの使用回数は従来 成分毎の使用回数
・作物: きゅうり
・イミノクタジン: 5回以内
・ピリベンカルブ: 3回以内
と表示されていましたが、現在は 成分毎の使用回数
・作物: きゅうり
・イミノクタジン: 5回以内
ポリベリン水和剤, ベフドー水和剤, ベルクート水和剤, ベルクローブ水和剤, サーガ水和剤, ベルクートフロアブル, ダイパワー水和剤, ダイマジン, ダイアメリットDF, ラミック顆粒水和剤
・ピリベンカルブ: 3回以内
ファンタジスタ顆粒水和剤, オルパ顆粒水和剤
と表示されるので、栽培履歴と照らし合わせてまだ使用可能かどうかが判断しやすくなっています。 1.1.0 から、「きゅうり」の「うどんこ病」で検索して「ワイドヒッター顆粒水和剤」の適用を表示した場合、「その他の適用」は その他の適用
・きゅうり: 収穫前日まで 1000倍 100~300L/10a散布
・きゅうり: 収穫前日まで 1000~1500倍 100~300L/10a散布
と表示されてまう不具合がありましたが、現在は その他の適用
・きゅうり: 褐斑病,黒星病 収穫前日まで 1000倍 100~300L/10a散布
・きゅうり: べと病 収穫前日まで 1000~1500倍 100~300L/10a散布
と表示されます。
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2016.07.12 12:48
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日記てすと
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薬剤名等からの検索で「QoI」等FRACグループでの検索ができるように修正
8月27日から、薬剤名等による検索の際の キーワードリストから FRAC グループが抜けていたため、携帯農薬検索システムの「薬剤名等からの検索」や ACFinder の「薬剤」タブで、「qoi」「qii」のような FRAC グループによる検索ができなくなっていました。先ほど修正したので、携帯農薬検索システムでも ACFinder でも FRAC グループによる検索が可能になっています。 さらに、本日更新された FAMIC の「農薬登録情報ダウンロード」ページの登録反映日付が、CSV, Excel とも <p class="bold">2015年9月30日登録及び2015年9月失効反映分</h4>
という誤った html になっているため、携帯農薬検索システムやダウンロードサイトを「携帯農薬検索実験室 SQLite DataBase」に設定した ACFinder で、データベース更新日付の表示がおかしくなっていました。現在は、このような人為的ミスがあっても正常に表示できるように修正済みです。
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2016.07.12 12:48
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日記てすと
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データベースの更新登録更新日を更新予定に変更
FAMIC の簡易検索で、登録有効期限が近い剤が登録更新予定なのか登録失効予定なのかが表示されることが分かりました。今まで、ACFinder や携帯農薬検索実験室の検索システムでは JPP-NET のデータから登録更新日を手動で更新していましたが、更新予定の方がより重要でかつ自動更新可能なので、登録更新日の表示は止めて更新予定の有無を表示するように変更しました。
携帯農薬検索システムでは、従来は「薬剤名等からの検索」の場合、剤の概要部に「登録」(登録日)、「更新」(登録更新日)、「期限」(登録有効期限)が表示されていました。現在は、「更新」の項目を削除し、有効期限が近い剤については、「期限」の後ろに「(更新予定)」「(失効予定)」というように予定が表示されるようになっています。 たとえば、薬剤名等からの検索で「ベルクート」を検索して、「ベルクート水和剤」を選択します。「18821 ベルクート水和剤」「18825 クミアイベルクート水和剤」を選択すると適用に「期限: 2015.11.20 (更新予定)」、「18827 ヤシマベルクート水和剤」を選択すると「期限: 2015.11.20 (失効予定)」と表示されます。「23668 協友ベルクート水和剤」のように登録有効期限が新しいものは、単に「期限: 2018.06.23」のように日付のみ表示されます。
原体が製造中止じゃなければ、上の例のように特定数社のみが失効予定で他社は更新予定ということはよくあります。同一剤を複数社が製造している場合は、たまたま確認した剤のみが失効予定ということがあり得るので、必ず他社の更新予定も確認してください。
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2016.07.12 12:47
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日記てすと
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携帯農薬検索実験室に分室ができました
1.29 から 2.3 まで、私が使用しているレンタルサーバが DDOS 攻撃を受け、macs.o-ya.net に非常につながりにくい状況が続き、携帯農薬検索システムが使えないだけでなく、ACFinder のデータ更新チェックに時間がかかる場合がありました。今後もこのようなことがあったときに備え、kabe さん、KIM さんのご協力により、携帯農薬検索実験室秋田分室と近江分室を開設していただきました。 それぞれの分室の URL は下記のとおりです。macs.o-ya.net の携帯農薬検索システムにつながりにくいときは、いずれかの検索システムをご利用ください。 秋田分室 http://macs.kabe.info/近江分室 http://macs.keisanjyaku.com/ ACFinder のデータ更新チェックに時間がかかる場合は、ACFinder のメニューで「設定(C)-基本設定(O)」を実行し、「ダウンロードサイト」で「独自接続サイト【SQLite DB】」を選択して、「接続先」に下記のいずれかを設定してください。 http://macs.kabe.info/data/http://macs.keisanjyaku.com/data/
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2016.04.05 17:47
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日記てすと
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MACS CSV 及び SQLiteDB 自動更新再開
FAMIC サーバの度重なる仕様変更で、3月16日更新分の農薬登録情報から携帯農薬検索実験室の CSV データ及び SQLite DB の自動更新ができなくなっていましたが、3月失効反映分から自動更新できるように修正しました。 秋田分室と 近江分室のデータ更新も、近いうちに再開されると思います。 FAMIC サーバの仕様変更への対応とあわせて、携帯農薬検索実験室本分室間でデータを同期するように修正しました。分室のデータ更新再開後は、中身は同じデータなのにサイトごとのデータ更新時刻が異なるということがなくなります。 また、本分室のデータ同期に対応したことで、今までは FAMIC データの更新チェックを各サイトで平日日中2時間おきに5回(1日合計 5回x3サイト=15回)実施していましたが、3時間おき3回(1日合計 3回x3サイト=9回)のチェックに減らしました。代わりに、各サイトのチェックタイミングを1時間ずつずらしますので、実質1時間おきにデータ更新チェックすることになり、今までよりもデータ更新のタイムラグが短縮されます。
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2015.02.04 18:01
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日記てすと
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短期暴露評価により使用制限がかかる農薬の統括サイト
農薬工業会が、短期暴露評価によって使用制限がかかる農薬の新しい登録情報を一括して見られるサイトを立ち上げてたんですね。 URL は下記のとおりです。初めて使う方は、「登録」をクリックしてまずユーザ登録をしてください(ユーザ登録は無料です)。登録はすぐ終わり、そのままログイン可能になります。 http://jcpa-seigen.jp/対象作物を入力すると、その作物に関係する農薬のみの一覧が表示されます。新しい登録内容は PDF で確認できます。 短期暴露評価によって使用制限がかかる農薬は、ラベルではなく事前通知の使用基準に基づいて使用する必要があるので、 できれば HTML とか ACFinder に取り込むことが可能な形式でも提供して欲しいものですが…。
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